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その後とった行動。

 山王海ダムから新山を回って、さてどうするかと。このまままた戻って件の狛犬探索も良いのだが、どうにも合点がいかぬ。自分の調査不足ってのもあるんだろうけど、ダメなときにあがいても泥沼に入り込むだけだからと気持ちを切り替えた。
 そんなわけで、まだお昼までには時間があるので、別の場所に行こうと車を進めた。天気は良いのか悪いのかわからん状態だが、まぁいいかと。

 紫波町で行ってない神社は結構な数があるんだが、以前何かで見たことがある場所へ。町の広報だったような記憶はあるが、さてなんだったかな。
 それはともかくと、ここは白山神社。

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 鳥居をくぐってブドウ畑の中を進むと、次第にいやーな予感が全身を包み込む。と言うか、どう考えても山だよなここ。山。えぇ、山です。
 そして、予感は現実として目の前に立ちふさがった。だだーん!

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 また急勾配の長い階段かよ!なんだこれは!!!うわーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
 と、しばらく茫然自失。まぁ、予想はしてたんだけど、ここまで長い階段だとは思っても見なかったってのもあって、なんだかなぁ。ここ最近この手の階段に当たることが多い。やっぱり神様が・・・以下自粛。

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 ともあれ、なんとかたどり着いたので、一息入れた。息は切れるけど、足はそれほど何ともないわね。少しは筋肉ついたのかしら。まぁ、帰りが怖いが。
 ここも狛犬が居ることは調査済みだったので、息を整えてから撮影。

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 奉納日は、光の加減でいまいちちゃんとは読み取れ無かったが、昭和10年。たぶん。勇ましい顔をしているのは戦時下のためか。その時代のことを考えると、なんか複雑な思いになってしまう。
 そして、帰ろうと鳥居をくぐって足下を見ると、別の意味で複雑な思いになってしまう。あぁ。

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 まぁ、なんとか無事に降りることはできたが。
 この場所には「藤原経清の母の墓」ってのがあるのだが、これは江戸時代に建てられた供養碑らしいとのこと。立派な石碑が並んでいたが、一番奥にあった小さな石に目がとまった。

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 名も何もないんだけど、なんとなく手を合わせたくなる存在感があった。
 その後、とりあえずどこか行こうと車を走らせた。んで、東和町へ向かう道で、前々から気になっていた鳥居があることを思い出したので、そこで車を駐める。
 たぶんここは古峯神社。とは言っても荒廃しちゃってなにがなんだか・・・。

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 なもんだから、境内に入ってもこれと言って写すものもなく、たまたま近くに止まったトンボで遊んでた。

 そろそろお昼だなと、適当な場所でお弁当にして休憩。と言っても日陰が無かったので車内は暑い。寝てられないと移動することに。
 時間あるしなぁ・・・なんて思いながら、そのまま北上方面へ向かう。

 ダラーって走っていたんだが、ここにも鳥居があったなぁって横目でそれを見ていたが、なんとなく行って見ようって気になって細い道に入る。
 ここは東和町の大澤滝神社。なんとなく狛犬が居なさそうだなぁ・・・って思っていたので、寄ってなかったのよね。

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 境内に入ってもやっぱりそれらしいものは見あたらない。ま、趣がある場所なので、それで良いかと参拝してから「さぁ撮るか」と。
 何撮るかなぁ・・・って思ってグルグル見回したら、神門が目に入った。この作りだとたぶん随神像があるかなと。どんなお顔か拝見っと神門に近づいた。

 って!うわ!!!!!!これはーーーーーー!!!!!!

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 右側の格子越しに目に飛び込んだのは、なんと木彫りの小さな狛犬!まさかこんなものに巡り会えるとは!
 左側には、たぶん干支の絡みなんだろう、木彫りの動物たちが並んでいた。その後ろに大きめの吽行の狛犬。あとたぶん随神。

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 格子越しなのと、天気が悪くなってきたってのもあって、どうにもうまく撮れないのがもどかしい。あぁ。
 気を取り直して右側の上段にあった大きめの木彫り狛犬。

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 下にある小さいのと比べると、素朴な作りに感じる。制作年が離れているのかな。いずれにせよいつ頃作られたものかは全然わからず。参考になるのも何か無いかとも思ったのだが・・・。

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 下にある方は作りもしっかりしている。いやぁ、ちょっと感動。

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 木彫りのものって、どのくらい持つものなんだろうね。古いものならばきちんと保存して欲しいところだけど。
 かといってこの場所から無くなるのも寂しいよな。

 ここには天気の良い日にまた来てみよう。うん。

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コメント

ふわぁ……。

最後に巡り会った木彫りの狛犬様たち。

すっごい迫力。
いや、顔自体はとても味のあるユニークなお顔だけど。
その存在感がね。
すごいな~……。

沼さんの一念が神様に通じたかも。

投稿: 朝倉玲 | 2009年7月 6日 (月) 09時13分

「捨てる神あれば拾う神あり」ですわ(笑)
まだまだ面白いものあるんだなぁと、
そんな感じでっす。(^^

投稿: 沼ぼん | 2009年7月 6日 (月) 09時29分

木彫りの狛犬、造形がすばらしいです
こんなにたくさんの狛犬を作った背景には何があったのか
ってところがなんだか無性に気になります
毎年奉納してたとか、そういう感じなんでしょうかね
あぁ、気になるなぁ

こんな自然に囲まれてる所を想像すると
木彫りでも虫食いとか無ければ結構保ちそうな気がします
あくまでも勝手な想像ですけど^^;

投稿: HueBrener | 2009年7月 6日 (月) 14時22分

すごいねぇ・・・。
沼ぼんさん呼ばれてるんだわ~
とても静かな感じがします。
こういう境内で、ばったり人に会うと
おたがいビックリするだろうな(笑)

投稿: さゆた | 2009年7月 6日 (月) 14時28分

>ブレちゃん

誰かが奉納したんでしょうねぇ。
ただ、神門の大きさから考えて、かなり不釣り合いです。
仁王像とか随神像があってもおかしくない造りなので。
とても謎です。(-_-;
ちなみに裏側には、これまた小さな木彫りの仏さんがいらっしゃいました。
・・・更に謎です(笑)

ここはそれなりに大きな神社なので、
昔は別のものがあって、
その後、中身を変えたのかな・・・って思うけど。

うーん。

>さゆたさん

呼ばれましたねぇ~。(^^;
たまにこういう事おこるんですよ。
普段ならば絶対に行こうと思わない場所へ「あぁそう言えば・・・」なんて行って見ると、
思わぬ出会いがあったり。
今のところ人には呼ばれませんが(笑)

神社とかは境内で人に会うことはたまにありますよ。
管理されている方とかなので、挨拶して雑談してって感じで。
まぁ、奥地に行くとそれもあまり無いですが。(^^;わはは

投稿: 沼ぼん | 2009年7月 6日 (月) 15時14分

思わぬところで思わぬものに出会う楽しみは格別ですよね。
木彫りの動物たち…
ぜひ今度激写してきてください!
どうゆう造形か見てみたいです。

御堂の格子の中を見るなんて、
沼ぼんさん凄いっす!
私はちょっと怖くて…見ることができません…。

おばあちゃんちの村にあった神社の格子の向こうが、
真っ暗闇で何があるのか…それともなにかいるのか…
そんな経験がすり込まれちゃっているので怖くて怖くて…
でも今は立派な大人!
次は格子の向こう側、頑張って覗いてみます!

投稿: pin | 2009年7月 6日 (月) 18時48分

古い神社なんかは、
神門にある随神像が見事に風化してて、
それはもうこの世のものとは思えない姿になってたりして・・・。

わりとドキドキ感を味わえます。(≧∇≦)b

大人になってから見ると、
この風化具合を「趣」と感じ取れるので、
わりと楽しいですよー。
是非トライしてください。(^-^/

投稿: 沼ぼん | 2009年7月 6日 (月) 20時28分

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